今日の出来事…おじいちゃん

今日は一日中バイト。衣料品店で、しかも新聞広告が入ったから(こんなことを書くとだいたい絞られるが(笑))特に昨日、今日は人が多すぎるほどだった。


そういう店だから、このバイトをしているといろいろな年齢の人と接することが多い。赤ちゃんからおじいちゃんおばぁちゃんまで幅広くいろんな組み合わせで来店される。


今日見かけて忘れられなかったのはあるおじいちゃんだった。試着室でおじいちゃんが孫にいくつもジーンズを持ってきて履かせていたのだ。お孫さんがが可愛くて仕方ないんだという具合が伝わってきた。そのおじいちゃんが自分に話しかけてきた時のこと。サイズの話をしてきたのだが、そこで何かいつもと違う感じがした。


後から考えるとあの目はなくなったワタクシのおじいちゃんの目に似ていた。あの優しい眼差しにどこか懐かしさを感じていたのはそのためなのだと思うと急に胸が熱くなった。


じいちゃんはもうこの世にはいない。小さいころから近くに住んでいたため、一緒にいるのが当たり前だと思っていた。その優しさもずっとあるものだと信じていた。


試着室で出会った方の眼差しはしばらく忘れられそうにない。あのとても優しかった眼差しに久しぶりに再会したようなそんな瞬間でした。